OSSで資産管理その1

資産管理大変ですよね。Excelで書いたりとか色々やり方があると思います。
今回は、OSSを利用してPC資産管理をやってみました。

 

今回利用する、OSSは下記の二つです。

 

OCSNG Inventory
GLPI


OCSNG Inventoryを利用して、PC情報を吸い上げ、GLPIにその情報を登録します。
GLPI上では契約の管理等様々な情報を登録できますので、資産管理台帳としていきます。

OCSNG Inventoryは下記OSの情報を取得することができます。

  • Windows
  • Linux
  • BSD
  • AIX
  • Solaris
  • MacOS
  • HPUX

今後の予定として、

  • Windows Mobile
  • Android

に対応予定だそうです。

今回の環境は、CentOS 6.3 64bit を利用しています。

 

まずは、yumリポジトリを追加し必要パッケージをインストールします。


#rpm -ivh http://apt.sw.be/redhat/el6/en/x86_64/rpmforge/RPMS/rpmforge-release-0.5.2-2.el6.rf.x86_64.rpm
#rpm -ivh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-7.noarch.rpm
#rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/6/remi/x86_64/remi-release-6-1.el6.remi.noarch.rpm

必要パッケージのインストール

 yum install httpd \
php \
php-mysql \
php-mbstring \
php-ldap \
php-imap \
php-zip \
perl-CPAN \
php-gd \
perl-XML-Simple \
perl-Compress-Zlib \
perl-DBI \
perl-DBD-MySQL  \
perl-Apache-DBI \
perl-Net-IP \
perl-SOAP-Lite \
mod_perl \
perl-SOAP-Transport \
libapache2-mod-perl2 \
libxml-simple-perl \
libxml-simple-perl \
libxml-simple-perl \
libxml-simple-perl

CPANから、Perlモジュールを取得します

perl -MCAPN -e shell
intall YAML
install SOAP::Transport

install XML::Simple
MySQLのインストール
#yum install mysql-server
 my.cnfを編集
#vi /etc/my.cnf
 [mysqld]内に、default-character-set=utf8 を追記


mysqlの自動起動設定・起動

#chkconfig mysqld on
#mysql_install_db
#/etc/init.d/mysqld start

MySQL管理者にパスワードを設定します。

mysqladmin -u root password <パスワード>

匿名ユーザを削除します。

mysql -u root -p

use mysql;
mysql>delete from user where password=”;
mysql>select user,host,password from mysql.user;
mysql>delete from mysql.db;
mysql>flush privileges;
 ユーザを作成します
mysql>GRANT ALL PRIVILEGES ON glpi.* TO glpi@localhost  IDENTIFIED BY ‘glpi_db’;
mysql>GRANT ALL PRIVILEGES ON ocs.* TO ocs@localhost  IDENTIFIED BY ‘ocs_db’;
mysql>exit

OCSNG Inventoryのインストール
ソースコードを取得し、setup.shを実行します。

#cd /usr/local/src/
#wget https://launchpad.net/ocsinventory-server/stable-2.0/2.0.5/+download/OCSNG_UNIX_SERVER-2.0.5.tar.gz

#tar -zxvf OCSNG_UNIX_SERVER-2.0.5.tar.gz
#sh setup.sh 
対話形式に進むので、[Enter]を押していきます。
Perlのバージョン選択では、1.99以上を選択します。

設定ファイルを編集します
下記二つのファイルにある、OCS_DB_USERとOCS_DB_PWDを編集します。

/etc/httpd/conf.d/ocsinventory-reports.conf
/etc/httpd/conf.d/z-ocsinventory-server.conf
Windows 7端末からの情報が取得できるように下記ファイルを編集します。
vi /etc/httpd/conf.d/z-ocsinventory-server.conf
PerlSetEnv OCS_OPT_DBI_PRINT_ERROR 0
↓ 0 を1に変更する
PerlSetEnv OCS_OPT_DBI_PRINT_ERROR 1
ブラウザで下記アドレスにアクセスします。
 http://hostname/ocsreports/install.php
OCS用のDBユーザ名、パスワード、DBサーバ名を入力し、【send】をクリックする
DB作成が完了したら、下記URLにアクセスする
http://hostname/ocsreports/
初期パスワードでログインする admin/admin
01

 

 

 

 

 

パスワード変更を求められるので、パスワードを変更します。
変更すると下記のような画面になります。
(下記画像ではすでにインベントリ情報が収集されているため、数値があがっています)

02

 

 

 

 

 

長くなったので、その2へ続きます。

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