GPOやCSPにはまだ項目として存在していないため、レジストリを変更することで実現させます
事前ファイルの準備
目次
Microsoft Win32コンテンツ準備ツールの用意
以下のページを参照し、IntuneWinAppUtil.exeを準備します
https://docs.microsoft.com/ja-jp/mem/intune/apps/apps-win32-prepare
レジストリファイルの用意
以下のレジストリファイルを用意します
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced]
"TaskbarAl"=dword:00000000
レジストリ書き込み用バッチファイルの用意
以下のバッチファイルを用意します
regedit /S %~dp0win11taskbarLeft.reg
intunewinファイルの準備
上記で作成したファイルを1つのフォルダに格納します 以下のコマンドを実行し、.intunewinファイルを生成します フォルダ名やパスはご自身の環境に合わせて変更してください。 下記コマンドを実行すると、c:\Temp\W11TaskbarLeftフォルダ配下に.intunewinファイルが生成されます
IntuneWinAppUtil.exe -c W11TaskBarLeft -s w11taskbarleft.bat -o c:\Temp\W11TaskbarLeft
Intuneにアプリ登録
- MEM管理センターにアクセスします
- アプリ→Windows→追加→Windowsアプリ(Win32)を選択し、【選択】をクリックします
- アプリパッケージファイルの選択をクリックします
- ファイルの選択をクリックし、生成した.intunewinファイルを選択し、【OK】をクリックします
- 各種項目を入力し、【次へ】をクリックします
- インストールコマンドと、アンインストールコマンドに、w11taskbarleft.bat(準備したバッチファイル名)を指定します。
- インストールの処理は、「ユーザー」にします
- 【次へ】をクリックします
- 必要条件を指定し、【次へ】をクリックします
- 規則の形式を、「検出規則を手動で構成する」を選択します
- 【追加】をクリックし、規則の種類から「ファイル」を選択します
- 存在しないファイルパスを指定します(テストのため)
- 依存関係は特に指定しないので、【次へ】をクリックします
- 置き換えも特に指定しないので、【次へ】をクリックします
- 割当では、手動実行が可能なようにするため、「登録済みデバイスで使用可能」にすべてのユーザーを指定します。
- 設定内容を確認し、【作成】をクリックします
動作確認
- ポータルサイトアプリを起動します
- 最近公開されたアプリ欄にある、追加したアプリ名をクリックします
- 【インストール】をクリックします
- 実行が完了し、タスクバーが左側に配置されることを確認します。
強制的に変更したい場合には、必須ユーザーに割り当てれればいいと思いますが、
センター配置で利用したい方もいるかと思いますので、必要な人だけ変更できるでもいいかもしれません。
その場合は、Intuneを利用しないで普通に手順書書いたほうが早いと思いますが・・・