目次
Oktaを利用して、DocuSignへのSAMLログインを設定する
AzureADとDocuSignへのSAML連携はやまぐちさんのQiita記事がとても詳しいのでそちらを参照しましょう
OktaとDocuSignともにDeveloperライセンスでテストしています
DocuSign側の設定
組織の追加
組織を作成していない場合には、上部に組織作成の案内が表示されていると思いますので、そちらから組織を作成してください。
組織を詳細を入力し、作成した組織に紐付けたいアカウントを関連付けます
ドメインの追加
- DocuSignに管理者ユーザーでログインし、【設定】をクリックします
- 【切り替え】をクリックします
- 【DocuSign管理】をクリックします
- 【ドメイン】をクリックします
- 【ドメインの申請】をクリックします
- ドメイン名を入力し、【申請】をクリックします
- テキストトークンをコピーします
DNSへTXTレコード追加
- コピーしたテキストトークンの内容を該当ドメインのTXTレコードに追加します
TXTレコード検証
Okta側での設定
- Okta管理画面へログインします
- 【Applications】をクリックします
- 【Add Application】をクリックします
- 検索ボックスにDocuSignと入力し、表示されたDocuSignを選択します
- 【Add】をクリックします
- 【Next】をクリックします
- 「SAML2.0」を選択し、【View Setup Instructions】をクリックします。
(初見でここがボタンだとわからずどこだよ!!ってなったのは内緒です(笑))
- 別タブで情報が表示されるので控えておきます
- Identity Provider CertificateのURLをクリックし、証明書ファイルをダウンロードし保存します
- SAVEをクリックし保存します
DocuSignに情報を入力する
表示された内容をもとにDocuSignに情報を入力していきます。
- 管理画面ホームから【IDプロバイダー】をクリックします
- 【IDプロバイダーの追加】をクリックします
- 以下のように入力します。
名前 任意の名前(ここではOktaとしました) IDプロバイダーの発行者 Oktaで表示された「Identity Provider Issuer」の値をコピーして貼り付け IDプロバイダープロバイダーのログインURL Oktaで表示された「Identity Provider Login URL/Redirect URL」の値をコピーして貼り付け IDプロバイダーのログアウトURL Oktaで表示された「Identity Provider Logout URL/Portal URL」の値をコピーして貼り付け 認証要求の送信 POSTを選択 ログアウト応急の送信 POSTを選択 - カスタム属性マッピングを下記のように設定します
フィールド 属性名 surename surename givenname givenname emailaddress emailaddress - 【保存】をクリックします
証明書ファイルの追加
- 保存された名前をクリックし、編集画面を再度開きます
- 編集画面を下までスクロールし、【証明書の追加】をクリックします
- 事前にダウンロードした証明書ファイルを選択します
- 【保存】をクリックします
- 証明書のステータスが「有効に」なったことを確認します
- 「アクション」→【エンドポイント】をクリックします
- エンドポイントが表示されるので、下記2つのURLを控えておきます
・サービスプロバイダーの発行元URL
・サービスプロバイダーのアサーションコンシューマーサービスのURL
Okta側へURLを登録する
- Oktaへ登録済のDocuSignを開きます。
- 「General」→「App Settings」→【Edit】をクリックします
- Assertion Consumer Service URLとService Provider Issuer URLにDocuSignからコピーしたURLを貼り付け、【SAVE】をクリックします
Okta側項目 DocuSign値 Assertion Consumer Service URL サービスプロバイダーのアサーションコンシューマーサービスのURL Service Provider Issuer URL サービスプロバイダーの発行元URL - 【SAVE】をクリックします
Oktaに追加したアプリにユーザーをアサインする
- 「Assignments」→「Assign」→【Assign to People】をクリックします
- 追加したいユーザー横にある【Assign】をクリックし、UserNameを入力する画面へ遷移するので、【Save and Go Back】をクリックします。
【Done】をクリックします
Oktaからログインできるかテストする
- Oktaにアサインしたユーザーでログインします。
- 割り当てられたアプリが表示されているので、追加した【DocuSign】をクリックします
- DocuSignにログインできることを確認します
- トップ画面が表示されればOKです