メールを送信することで、Redmineのチケットに自動登録させる方法です。
環境
・CentOS 6.3 x64
・Alminium(https://github.com/alminium/alminium)
今回は、gmailに送信されたメールをIMAPで受信し、自動登録する方法です。
Redmine状に登録されているユーザからしか、メールを受け付けてくれないため、
ユーザが登録されていることを確認してください。
手順的には、下記のようになります。
- gmailアカウントでIMAPを有効にする
- mail-iso-2022-jpをGemfile.localに登録する
- 登録テスト
- crontabに登録する
googleヘルプページを参照し、gmailアカウントでIMAPを有効にします。
初期状態だと、日本語を含むメールの登録がうまくいかないため、mail-iso-2022-jpをインストールします。
Redmineをインストールしたパスへ移動します。
Alminiumの場合は、/opt/alminium になっているかと思います。
#cd /opt/alminium #vi Gemfile.local
下記内容を追記し保存します。
gem 'mail-iso-2022-jp'
下記コマンドを実行し、インストールします。
#gem install bundler
下記内容のメールをgmailあてに送信します。
メールによるチケット登録テストです。 [...] Project: プロジェクト識別子名を記入
Project: で指定したプロジェクトのチケットとして登録されます。
そのたオプションは、こちらのURLを参照してください。
下記のようにコマンドを実行します。
usernameやpasswordは環境にあわせて変更してください。
#rake --trace -f /var/alminium/Rakefile redmine:email:receive_imap RAILS_ENV="production" host=imap.gmail.com port=993 ssl=1 [email protected] password=p@ssw0rd
メールを定期的に取り込むようにするため、crontabに登録します。
#crontab -e */1 * * * * /usr/bin/rake --trace -f /var/alminium/Rakefile redmine:email:receive_imap RAILS_ENV="production" host=imap.gmail.com port=993 ssl=1 [email protected] password=p@ssw0rd
チケット登録メールに対して件名を変更せずに、返信をすると
チケットNoに自動的に追記をしてくれます。