PowerAppsを利用して社内書籍管理アプリを作成する~Part1~

目次

社内書籍管理アプリを作成する~Part1~

簡単な書籍管理アプリを作成していきたいと思います。
全何回になるかはわかりませんが、お付き合いいただければと思います。

最初の画面と作成する

デザインセンスが皆無なので、とてもシンプルにいきます。
まずは、「本を借りる」ボタンと「本を返す」ボタンを作成します。

  1. 挿入→ボタンをクリックします。
  2. ボタンをダブルクリックし表示名を「本を借りる」と「本を返す」に変更します。
    こんな感じになりますね。(超シンプル)
  3. 数式で使う際に分かりやすいようにボタンの名前を変更します。
  4. 変更したいボタンを選択し、左ペインにある「…」をクリックして、【名前の変更】をクリックします。
  5. 英語にするとよくわからんという理由で、「btnKaesu」、「btnKariru」としました(笑)

書籍一覧ページを作成する

書籍一覧ページを作成していきます。
が、表示するデータはどこにあるんでしょうか
PowerAppsからいろいろなデータを利用することができるので、今回はSharePoint Online(以下SPO)のリストを使います。

SPOのサイトはすでにあることが前提です。

  1. リストを作成したいSPOサイトを開きます。
  2. 歯車アイコン→【サイトコンテンツ】をクリックします。
  3. 新規→【リスト】をクリックします。
  4. 名前欄につけたいリスト名を入力し、【作成】をクリックします。
    今回は「社内書籍リスト」としました。
    サイトナビケーションにはでてほしくなかったのでチェックを外しました。
  5. 書籍管理に必要な列を追加していきます。
    こんな感じにしました。思いつくままつくったので並びがあれですけど・・・

    項目名 種類 必須 備考
    タイトル 1行テキスト 本のタイトル
    ISBN/管理番号 1行テキスト ISBNがないものもあるので管理番号ともつけています
    カテゴリ 選択肢(1行テキスト) いらないかも
    保管場所 選択肢(1行テキスト) 棚番号とか支店名とか
    状況 選択肢(1行テキスト) 貸出中とか紛失とか
    貸出先 選択肢(ユーザーとグループ) 誰が借りているか
    登録日 日付と時刻 書籍を登録した日付
    出版日付 日付と時刻
    著者名 1行テキスト

これで書籍一覧を管理する場所ができあがりました!

PowerAppsアプリで書籍一覧を表示する

  1. 新しい画面をクリックし、リストを選択します。
  2.  Screen1という画面が追加されなにやら色々と追加されました
  3. 画面の名前をわかりやすく変更しておきます。
    scrBookListとしてみました。
  4. BrowseGallery1を選択します。
  5. 右ペインに表示されたデータ横にある文字列をクリックします。
  6. データソース横の▽をクリックし、【データソースの追加】をクリックします。

  7. SharePointを選択します。
  8. 書籍管理リストを作成したSPOサイトのURLを入力するか、最近利用したサイトから選択します。

  9. 作成したリストにチェックを入れて、【接続】をクリックします。
  10. データソースからSPOを選択します。
  11. Title1やSubtitle1に、データの中から表示させたい項目を選択します。
    今はリストに何も登録されていないため何も表示されません。

SPOリストに新規アイテムを登録する

SPOリストにアイテムを1つ追加してPowerAppsアプリから確認してみます。

  1. 作成したSPOリストページを開きます。
  2. 【新規】をクリックします。
  3. 各項目に値を入力して、【保存】をクリックします。
  4. 何個かアイテムを追加してみます。
  5. 先ほどのPowerAppsアプリへ戻ります。
  6. これでアイテムが表示されるはず。。。と思っていたのですが、表示されなかったので一度アプリ編集画面を保存して閉じます。
  7. 再度PowerAppsアプリを開きます。
  8. その際にアクセス許可を求められたら許可をクリックします。
  9. 先ほど作成していた画面を表示すると、下記のようにアイテム一覧が表示されたかと思います。

第1回目はここまでです。

 

 

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