Power AutomateでfreeeのAPIを操作する~その2~

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Power AutomateでfreeeのAPIを操作する~その2~

前回の続きです。
前回は事業所IDのみしか取得していないので、今回は見積もり書作成用のAPIを定義します

freee側の取引先IDを有効化する

freeeは標準だと取引先IDが有効になっていないので、freee取引先IDを有効にします
※boardとfreeeを連携させている場合にはこちらの設定は実行しないでください。
連携先のアプリが取引先IDに対応していない場合、連携が失敗するようになるので、連携アプリ側をよく確認してください

  1. 「設定」→【事業所の設定】をクリックします
  2. 「詳細設定」タブをクリックします
  3. 取引先コードを「使用する」に変更し、【保存】をクリックします
  4. 取引先登録画面で、取引先IDが表示されたことを確認します

見積もり書作成APIを定義する

前回作成した、freeeAPIのカスタムコネクタを編集モードで開きます

  1. 「定義」タブをクリックします
  2. 【新しいアクション】をクリックします
  3. 前回と同様に概要や説明を入力します。
    今回は下記設定です

    概要 見積書の作成
    説明 指定した事業所の見積書を作成する
    操作ID create_quotation

  4. 【サンプルからのインポート】をクリックします
  5. 以下のように設定し、【インポート】をクリックします
    動詞 POST
    URL /api/1/quotations
    ヘッダー Content-Type application/json
    accept application/json
    本文 こちらにあるExample Value内の値をすべてコピーし貼り付けます

  6. ヘッダーに表示された、Content-Typeをクリックし、【編集】をクリックします
  7. 規定値に「application/json」を入力し、【戻る】をクリックします
  8. accept側も同様に規定値に「application/json」を入力します
  9. 【コネクタの更新】をクリックします
  10. 「テスト」タブをクリックします
  11. 新しく作成した、「create_quotation」を選択します
  12. 入力フィールドが設定されていることを確認します

 

税区分ID確認用APIを定義する

事業所ID確認用APIと同様に、税区分ID確認用APIを定義しておきます(freee見積もり作成時にIDで入力する必要があるためです)
freeeはUI上で確認できないのがちょっと面倒・・・

こんな設定になります。

company_idはintegerで定義しておく必要があるので、変更します
テストすると、以下のような形で応答があります

勘定科目ID確認用APIを定義する

同様に勘定科目ID確認用APIを定義しておきます

company_idはintegerで定義しておく必要があるので、変更します
テストすると、以下のような形で応答があります

 

ここまでの定義ファイルを以下においてあるので、自己責任でご自由にどうぞ!
https://github.com/khikita/PowerAutomate-freeeAPI

OpenAPIファイルからのインポートで、カスタムコネクタが作成できます
ClinetID、Client secret、Refresh URLはご自身の環境の値を入力し保存してください

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