IDCFクラウドに無料のERPシステムoodoをセットアップする

IDCFクラウドを利用して、オープンソースのERP ODOOをセットアップする手順です。

前提
CentOS 7 (python 2.7以上が必要のため7を利用します)
CentOS 6ではかなりインストールが面倒でした・・・
なので、IDCFクラウドは月500円ですぐサーバ用意できるので便利ですね
IDCFクラウドのアカウントが登録済みであること

PostgreSQLが必要なため、PostgreSQLをインストールします。

yum install postgresql postgresql-server postgresql-libs
postgresql-setup initdb
systemctl enable postgresql
systemctl start postgresql

postgresユーザのパスワードを設定します

#su - postgres
$ psql
postgres=# \password postgres
Enter new password:
Enter it again:
postgres=# \q

postgresqlの認証形式を変更します
今回は、同一サーバ上であれば認証なしで、接続可能にしていますが
セキュリティ要件に応じて変更してください。

$vi /var/lib/pgsql/data/pg_hba.conf
host    all             all             127.0.0.1/32            trust
$exit
#systemctl restart postgresql

epelリポジトリを登録します

yum install epel-release

odoo.repoファイルを作成します。

[odoo-nightly]
name=Odoo Nightly repository
baseurl=http://nightly.odoo.com/8.0/nightly/rpm/
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://nightly.odoo.com/odoo.key

ODOOをインストールします

#yum install odoo

ODOO自動起動の設定をし起動します。

#systemctl enable odoo
#systemctl start odoo

ポート番号8069を利用するため、ファイアウォールとポートフォワードの設定をします。
IDCFクラウドの管理コンソールにログインし、IPアドレスをクリックします。
利用したいIPアドレス名の名前をクリックします。

IDCFIPアドレス設定

ファイアウォールルールに下記ルールを追加します。
(環境に応じて変更してください)

02

ポートフォーワードに下記ルールを追加します。

03

iptablesやSELinuxを有効にしている場合には、そちらの設定も行ってください。

ブラウザを開き、http://host-IP-address:8069/ にアクセスします。
まずは初期パスワードを変更します。左のメニューからパスワードをクリックします。

createdb

 

初期パスワードは、adminとなっているので、マスタパスワードにadminと入力し、
新しいパスワードを入力し、【パスワード変更】をクリックします。

dbpasswdchange

マスタパスワードに変更したパスワードを入力します。
select a database nameには、作成するデータベース名を入力します。
デフォルト言語や、パスワードを入力し【Create Database】をクリックします。

createdb

設定画面が開けば完了です。
この後は利用したいモジュールをインストールし、ERPの設定をしていきます。

04

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