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インストール
composerインストール
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
composer.pharをパスが通っているディレクトリに移動します。
mv composer.phar /usr/local/bin/composer
rocketeerを配置したいディレクトリに移動します。
下記コマンドを実行します。
composer require anahkiasen/rocketeer:dev-master
カレントディレクトリ配下に、vendorというディレクトリが配置されています。
vendor/bin/rocketeer ファイルが出来上がっていればOKです。
初期設定を行う
./rocketeer ignite
いくつか質問されますが、すべてEnterキーを押していきます。
実行したディレクトリ配下に、.rocketeer というディレクトリが作成されます。
設定ファイルを変更する
.rocketeerディレクトリに移動し、設定ファイルを編集していきます。
cd .rocketeer ls config.php hooks.php logs paths.php remote.php scm.php stages.php
リポジトリ情報の設定を行います。
vi scm.php 変更箇所は、下記です。 'repository' => 'リポジトリURL', リポジトリアクセスに認証が必要であれば、こちらを設定します。 'username' => 'ユーザ名', 'password' => 'パスワード', こちらも必要に応じて変更してください。 'branch' => 'master',
デプロイ先サーバの設定を行います。
vi config.php 今回は、productionをそのまま利用します。 ホストや、対象サーバへログインするための情報を設定します。 'production' => array( 'host' => '', 'username' => '', 'password' => '', 'key' => '', 'keyphrase' => '', 'agent' => '', ),
デプロイ先のディレクトリを指定します
vi remote.php 変更箇所は、 'root_directory' => '/var/www/', 'app_directory' =>'AppName',
その他パーミッション設定等もありますが、今回は単純にデプロイのみの説明です。
実際にデプロイしてみる
cd vendor/bin ./rocketeer deploy
確認する
対象サーバにリポジトリから取得したファイルが展開されていればOKです。
下記のようにcurrentというのがシンボリックリンクで作成されます。
current -> /var/www/AppName/releases/20140821142320
トラブルシューティング系
リポジトリサーバに、オレオレ証明書を利用していたりする場合(httpsでリポジトリアクセス)
には、デプロイ対象サーバ側に、.gitconfigを配置し、
[http] sslverify = false
としておかないと、リポジトリにアクセスできず、エラーとなります。