iPhoneの電源が入らなくなり、Apple Storeにて本体交換となったiPhoneが誕生
当然ながらABMの登録が外れてしまいます(とうより本体交換だから別物)
ABMに登録しようとしても、会社と交換された端末が紐付いていないため登録できませんでした・・・
そこで、Apple Configurator2を利用して、DEP化する方法を記載しておきます
(結構迷ったので・・・)
必要なもの
- mac本体
- Apple Configurator 2 (AppStoreからインストール)
- MDM(今回はIntuneを利用します)
- iPhone
目次
IntuneにDEP化させたい端末のシリアルを登録
プロファイルの作成
- まずDEP化させたい端末のシリアル番号を確認します。
以下のようなCSVファイルを作成します
シリアル番号,詳細(上限128文字)例ですが、以下のような感じです
XXXXXXXXXX,資産番号XXXX - Microsoft Endpoint Manager admin centerへログインします
- 「デバイス」→【デバイスの登録】をクリックします
- 「Apple登録」→【Apple Configurator】をクリックします
- 「プロファイル」→【作成】をクリックします
- ウィザードに従いプロファイルを作成します
- プロファイルが作成されたことを確認します
CSVを作成し、Intuneへ登録する
サーバーURLを控える
- 「Apple登録」→「Apple Configurator」→「プロファイル」→作成したプロファイル名をクリック→【プロファイルのエクスポート】をクリックします
- 「プロファイルURL」をコピーし控えておきます
Apple Configurator 2の準備
Apple Configurator2を起動します
組織の作成
- 「Apple Configurator 2」→【環境設定】をクリックします
- 「組織」タブをクリックし、「+」アイコンをクリックします
- 【次へ】をクリックします
- ABMにログインできるアカウントでログインします
- 新規の場合は表示されないかもしれませんが、下記選択肢が表示された場合にはどちらを利用するかを選択し、【完了】をクリックします
- 組織情報が登録されたことを確認します
サーバの設定
- 「サーバ」タブをクリックし、「+」アイコンをクリックします
- 【次へ】をクリックします
- 以下の情報を入力し、【次へ】をクリックします
名前 適当なわかりやすい名前(今回はIntuneとしておきました) ホスト名またはURL プロファイルエクスポートで控えたURLを入力 - サーバが登録されたことを確認します
DEP化
- DEP化したいiPhoneをApple Configurator2を起動させているMacにUSBケーブルで接続します
- 管理したいデバイスを選択肢、【準備】をクリックします
- 「手動構成」を選択し、【次へ】をクリックします
- 事前に作成したサーバ名を選択し、【次へ】をクリックします
- 組織を選択し、【次へ】をクリックします
- 設定アシスタントで表示させたい項目にチェックをいれ、【次へ】をクリックします
- このタイミングで適用しておきたい構成プロファイルがある場合には、構成プロファイルを登録します
- 【準備】をクリックします
※iPhoneのデータはすべて消去されるので問題ないかを確認してください
- すでに設定済みのデバイスの場合はダイアログが表示されるので、問題なければ【消去】をクリックして進めます
iPhoneの初期化が完了し、設定アシスタントを進めてください
設定完了すると監視モードとなるはずです。
設定アプリを起動すると、
「このiPhoneは******によって監理/管理されています」
と表示されているはずです