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主エンティティの値を子エンティティ側へ簡易登録時に持っていく方法
タイトルづけが難しいですが、主エンティティの情報を子エンティティ側に自動的に持っていきたいということです。
取引先企業から営業案件を新規作成するときに、主エンティティ(この場合は取引先企業)のフィールド情報を営業案件側へ自動的にもっていくということです
※このやり方だと、両方のエンティティにそれぞれ値を保存するやり方となります
今回は取引先企業エンティティと営業案件エンティティに「取引申請ステータス」フィールドをオプションセットのデータ型で作成しました
両方のエンティティでデータ型が同じである必要があるので注意してください
オプションセットの中身はご自由にどうぞ
フィールドのマッピングを作成する
システムのカスタマイズ画面を開きクラシック画面のままにしておきます。
- 営業案件エンティティを検索し、展開します
- N:1の関連付けをクリックします
- 「opportunity_parent_account」を探し、ダブルクリックします(主エンティティでソートするとわかりやすいかと思います)
すでに営業案件エンティティと取引先企業エンティティのリレーションがあることがわかります。
- 「opportunity_parent_account」をダブルクリックします
- 【マッピング】をクリックします
- 【新規】をクリックします
- ソースエンティティフィールドから「取引申請ステータス」を探しチェックをつけます
ターゲットエンティティフィールドから「取引申請ステータス」を探しチェックをつけ【OK】をクリックします
- 【保存して閉じる】をクリックします
取引先企業Mainフォームに追加したフィールドを追加する
- システムのカスタマイズから「取引先企業エンティティ」を開きます(これはエクスペリエンス表示でもOKです)
- 「フォーム」タブをクリックし、フォームの種類が「Main」となっている【取引先企業】をクリックします
- 追加した取引申請ステータスフィールドを追加したいフォームの場所にドラッグアンドドロップし追加します
- 【保存】をクリックし保存が終わったら、【公開】をクリックします
営業案件簡易作成フォームに追加したフィールドを追加する
- システムのカスタマイズから「営業案件エンティティ」を開きます(これはエクスペリエンス表示でもOKです)
- 「フォーム」タブをクリックし、フォームの種類が「QuickCreate」となっている【営業案件】をクリックします
- 追加した取引申請ステータスフィールドを追加したいフォームの場所にドラッグアンドドロップし追加します
- ここは追加登録時に設定変更ができないようにしておきたいため、表示オプションを以下のようにしておきます
- 【保存】をクリックし保存が終わったら、【公開】をクリックします
取引先企業フォームから新規営業案件を簡易作成し確認してみる
取引先企業フォームから営業案件を簡易作成し、今回設定した取引申請ステータスに取引先企業フォームの取引申請フィールドの内容が自動的にセットされることを確認します
新しい営業案件作成フォーム側で取引先企業を設定したら、自動的に取引申請ステータスが表示されるようにしたいなと思いますが
その場合は、たぶんJavaScriptで設定しないといけないと思うのでそれは必要に迫られたら設定を調べてみようかなと思います。
取引先がわからない営業案件はほぼ発生しないと思うので、運用導線はこうだよと教育すればいいかなと思っています。